夏の特別イベント2020「サバイバル迷路に挑戦!」「ストーンペーパー・サバイバル折り紙キット」
夏休み特別イベントとして、8/8(土)~8/22(土)の期間中、昨年度実施し大好評であった「サバイバル迷路に挑戦!」、8/10(月・祝)~8/16(日)の7日間はお盆期間限定のワークショップとして「ストーンペーパー・サバイバル折り紙キット」を行いました。
「サバイバル迷路に挑戦!」は、災害時やアウトドアで役立つ知識をクイズ形式で学びながらゴールを目指すダンボール迷路です。
入口で消毒し、お約束を読んで...出発!子どもたちは考えたり、立ち止まったりしながらも、どんどん進んでいきます。
中間地点には、合言葉を解くゾーンもあり、悩んでいる子はボランティアさんと一緒に考えながら、「わかった!!」「多分これかなぁ...?」と、それぞれに答えを出しながらゴールへ向かいます。
ゴールでは、「合言葉わかったよ!」「忘れたからもう一回行ってくる」と全力で取り組んでいる姿がたくさん見られました。
中間地点の合言葉は、"そなえよつねに"(備えよ常に)という言葉で、昨今、台風による暴風豪雨被害や、大地震などの災害が多発している中、この合言葉を通して、少しでも子どもたち自身が非常時に備えるきっかけとなっていれば嬉しいです。
お盆期間中のワークショップ「ストーンペーパー・サバイバル折り紙」では、石灰石で出来た水に強い"ストーンペーパー"という紙で、災害時に使えるコップ・お皿・防災笛の計5種類を作れる折り紙キットを販売。キッズプラザホールでは、そのうちのお皿を折るワークショップを行いました。
なんと!ストーンペーパーは、耐水性があるため何度でも洗って使用することができるんです!
薄いのでかさばらず防災カバンなどへ入れておくことができます。食器用洗剤も使用して洗えるので、衛生的ですよね(*^^*)
お皿を折ったあとは、ストーンペーパーと普通の紙を水につけて比較してみましたよ。
ストーンペーパーは、水につけてもビクともしません。普通の紙は、水につけるとすぐに透けてしまいました。
「なんでだろう?」と何度もやってみたり、「普通の紙はすぐ破れちゃった!」と見せてくれたり、子どもたちは体験しながら不思議そうにしていましたが、やってみることで納得している様子でした。
体験いただいた保護者の方からも、「早速防災カバンに入れたいと思います」というお声もいただき、とても有意義なワークショップとなりました。
6/4の再開館以来、久しぶりの大きなイベントで不安な面も多かったですが、目一杯遊ぶ子どもたちを見ることができて非常に嬉しい夏休みでした。
これ以降も感染症対策を行いながら、少しずつですがイベントも実施できたらと考えています。安心・安全なキッズプラザ大阪へ、ぜひ皆さまでお越しくださいね!
展示デザイン:株式会社 こふれ